家の打ち合わせをしている時、何度も悩んだことがあります。
それは
尺モジュールとメーターモジュールです。
目次
尺モジュールとメーターモジュール
モジュールとは
モジュールとは、柱と柱の間隔です。
簡単に言えば、方眼紙やグリッド線の間隔みたいなものです。
イメージするとこんな感じです。
壁には厚さがあります。
なので910㎜は壁の中心から中心の幅となります。
尺モジュールとメーターモジュールを簡単に比較するとこんな感じです。
尺モジュール | メーターモジュール | |
壁芯と壁芯の間 | 910㎜ | 1000㎜ |
有効幅 | 780㎜ | 890㎜ |
尺モジュールの廊下であれば、幅が780㎜という事になります。
一般的なのはどちらなのか
私は建築のプロではありません。
しかし数社の間取りの話をした時、どこも持ってきた間取りプランは尺モジュールでした。
きっと尺モジュールが一般的なのでしょう。
尺モジュールとメーターモジュールは一緒に使えない。
家の中にはキッチンや寝室、廊下に脱衣室…と、様々なスペースがあります。
ここは広くしたいけど、ここは狭くても良い。
私達もそんな悩みがありました。
しかし、どこのホームビルダーさんも同じ事を言われました。
『尺なら尺、メーターならメーターです』
使い分けができないそうで、どちらで建てるのかも私達は悩みました。
もちろん、メーターモジュールの方が広くなる分、家の費用も高くなります。
見積書の金額をみて、尺モジュールにしました。
尺とメーター。どっちが良い?
尺モジュールとメーターモジュール。
どちらが良いのか。
それは人それぞれです。
尺モジュールを広く感じる方もおられるでしょう。
逆に大きな古民家を解体して建て替えされる方は狭く感じられる事でしょう。
私達も間取りを決定する際、メジャーでいろいろと測りながら考えました。
しかしながらトイレが狭かったり、思ってた広さが取れていなかったり…となってしまってます。
幅は780㎝の感覚で家作りをすれば良かったと思ってます。
これから家を建てられる方。
良い家作りを頑張ってください!