我が家は築100年近くの古い大きな家でした。
いつかは建て直したいと夫婦で話すも、住めるか住めないかと言ったら住めるのです。
しかしある日、建替えを本気で考える出来事がありました。
水道局の方からの漏水の報告
2020年6月。家で家事をしていると家のインターホンが鳴りました。
出てみると水道局の方でした。
「今、水道を使っておられました?漏水しているようなのですが…」
実は、過去何度か漏水していた我が家。またか…と思いました。
我が家には何ヶ所か水廻りがあり、それは使われていない建物にもありました。
普段立ち入らない古い建物の水廻りも全て確認したのですがなんと漏水箇所が見つかりません。
水道は使用していない事。水廻りから漏水している気配がない事を伝えると
「となると家の下や地面の中ですね…」
いやいや…田舎の古い大きな家。調べるだけでいくらかかるのか…。直すだけでいくらかかるのか…。
私は一気に水道の事が気になりました。
漏水の確認の仕方
以前にも何回か漏水していた事もあり、私も確認方法は知っていました。
パイロットと呼ばれる水道メーターについている小さな丸いものが回っているかどうかで判断します。
我が家のパイロットは水道を使用していないのに回っていました…。
帰宅した主人に報告
帰宅した主人に報告しました。
幸いにも漏水の量は少量なので今のところ1ヶ月で1000円程度の事。
漏水箇所を修理のために家のあちこちを工事してもらうのか。
このまま建替えを検討し、漏水はひとまず放置するのか。
もし建替えをするなら、解体となるので修理は保留です。
私達はその週末、市内の住宅展示場へ行ってみる事にしました。
こうして私達の家の建替計画は始まりました。
解体作業まではやっぱり不安
建替える事を決めた私達ですが、漏水の件は解体作業までとても不安でした。
月に1000円程度の漏水といっても破裂等でいつどうなるのか分かりません。
家を建て替える事が決まった後、解体工事はすぐに始まらないのです。
実際我が家の解体が始まったのは2月中旬。
水道局さんと会ってから8ヶ月が過ぎていました。
解体1ヶ月前、私達は既に引っ越していましたが片付けのためによく家にいました。
築100年の家の解体は家の中にある物も半端ないのです。
1月の極寒の日。水道は凍結して使えませんでした。
そしてその後、パイロットを確認したらクルクルという言葉が似合う程の勢いで回っていました。
まだまだ片付けの最中でしたが私達は水道の元栓を閉めました。
トイレを使う度に水道の元栓を開くという作業をしながらの片付けとなりました。
私達が建替えを決断した6月はタイムリミットだったのかもしれません。
水道メーターの位置とパイロットの見方は知っておいた方が良い
私達は数回の漏水経験から水道メーターの位置とパイロットの見方は知っていました。
漏水はある日突然やってきます。
急にやってくる水廻りトラブルに対応できるように普段から水道メーターの位置とパイロットの見方は確認をしておくことを強くお勧めします!