我が家は昭和初期の古い大きな家でした。
もちろん立派な神棚と立派な仏壇がありました。
家を解体するにあたり、どうやったら良いのか私の悩みでもありました。
神棚と仏壇
我が家の神棚と仏壇は備え付けでした。
昔なのでそれが一般的だったのかもしれません。
しかし、家を解体する上で、撤去をしないといけません。
解体が始まる1ヶ月前まで悩んでいました。
私の両親や主人の親戚に相談しましたが、父や母、親戚のおじさんおばさんも一般人です。
これで間違いない!という答えはありませんでした。
しばらく悩みましたが神社とお寺に相談する事にしました。
「餅は餅屋」という言葉があるように、今までの時間が勿体ないくらい、あっさりと悩みは解決しました。
お寺
私はまずお寺に電話してみました。
理由は、住職さんと日頃から出会う事があり、相談しやすかったからです。
電話で「家の建て直し中、位牌をどうしたら良いのか」という相談をしました。
住職さんからは引越し先で置く場所があれば一緒に引っ越しされては?と言われました。
しまっておくとかではなく、位牌を並べて置いておいた方が良いとの事でした。
私達は住職さんに来てもらって位牌の移動をする事の拝んでもらいました。
(魂抜きと呼ぶようです)
ご先祖様が移動された後、仏壇を見ながら私は大きな安心を感じました。
もしかしたらご先祖様も家の建て直し中の事を心配されていたのでは?と思うくらい私はホッとしました。
神棚
仏壇の事が終わって一安心しましたが次は神棚です。
我が家の新しい神棚は少し小さくする予定です。なので使用していた神棚はどうしたら良いのか悩んでいました。
1月にあるとんどさんでお焚き上げでも良いのかもしれませんが、解体の片付けをしていたのは1月。
次のとんどさんは1年後です。1年間も家に置いとく事が良いのかな?という気持ちと、大きな神棚を持って行って近所の人に迷惑になったりしては…と思いました。
そしてお寺に続いて神社にも連絡しました。
神社で行う方法と、家で行う方法があり、我が家は家に来てもらう事にしました。
事前準備
家で拝んで頂くのに、少し準備が必要でした。
神社から事前に聞いて、私達が準備したものはこちらです。
● 米1升
● 鯛1尾
● 酒
● 塩
● 果物 2~3種類
● 野菜 2~3種類
● 御初穂料
この中で一番大変だったのは鯛1尾だけです。
あとはスーパーの店頭で購入できるものばかりでした。
御祈祷当日
当日は、主人が仕事だったので、私が神社へ神主さんをお迎えに行きました。
神主さんとは普段の生活であまり接する事がなかったので家までの移動中、お話が楽しかったです。
家に帰ったら主人が家に戻っていたので早速御祈祷していただきました。
神棚と家の解体工事の御祈祷です。
家にはたくさんの樹木があり、その伐採も心が痛かったのですがキチンと御祈祷していただいたおかげで少し気持ちが楽になりました。
古い神棚
神主さんにも立派と言われた神棚ですが残念ながら新しい家の寸法に合ってないのです。
私達は神主さんにもう使わない神棚の事を相談しました。
すると、神社の方で無料で引き取ってお焚き上げしてくださるとの事。
これは普段からそのサービスをされているのか、私達が御祈祷をお願いしたからなのかは分かりませんが週末には主人と一緒に神社へ持って行かせて頂きました。
この間、お世話になった事を話すと覚えててくださり、「持って来られました?」とすぐに預かって頂けました。
これで神棚の悩みも解消されました。
新築の家が建った後の神棚と仏壇
私達は家が完成したらまた神社とお寺に連絡をしてお願いしようと思っています。
家相を一切考えていない、使い勝手100%重視の家。
https://miw-diary.com/newhouse6/
神様やご先祖様に私達を守ってもらいたいと思うのでキチンとしたいと思います。