生活をする上で便利な家具の一つに可動棚があります。
使用する物の高さによって棚の位置が変更できるのでスッキリと収納する事ができます。
しかしこの可動棚。予想以上に高額でした。
新築の際、見積書に入っていた金額。パントリー内の棚だけで99,000円(税抜)!
サクっと10万円超えです!
これなら既製品の収納ラックか何かで良いのでは?と思いつつ、見えない場所なのでDIYで棚購入から取付まで私達夫婦二人で取付する事にしました。
新築引渡し後、ドキドキしながらDIYで取り付けた可動棚に満足です!
収納可動棚・棚柱の購入
今回、棚が欲しい場所は4カ所。
パントリー・ダイニング収納・掃除道具等収納・脱衣室の4ヵ所です。
パントリーだけで10万円の見積もりだったので全てお願いしたらかなりの高額になるところでした。
そしてまず、私達がした事。
それは、ここの収納に入れるであろう物を段ボールのまま置いてみました。
もちろん棚がないので直置きです。
その状態で10日ほど過ごしました。
この期間で、本当にここに入れて良いのか分かりました。
こんな感じで使ったら便利!という事にも気づきました。
可動棚は後日追加購入する事も可能です。
必要最低限購入する事にしました。
可動棚
DIYで取付を決めたのはホームセンターにも棚板が販売されているからです。
しかし、コロナ禍のウッドショックで金額の高騰と品薄で通販で購入する事にしました。
利用したのはアイリスオーヤマのサイトです。
楽天市場が大好きな旦那もこちらから購入していました。
\ ここで購入しました /
こちらでは1枚から購入も可能ですが、4枚・8枚のまとめ買いにすると更に安く購入する事ができます。
我が家が購入したのは下記の通りです。(2021年に購入。金額は税抜き。)
● 45㎝×120㎝ 8枚 → 14,080円
● 30㎝×120㎝ 4枚 → 10,780円
● 20㎝× 90㎝ 3枚 → 3,564円
合計 税込28,425円で購入できました。
棚柱・取付金具の購入
棚柱と取付金具はアイリスオーヤマで販売していなかったので別途購入しました。
こちらは総額3万円でした。
棚柱
棚板を取り付ける柱です。
商品には長さがいろいろあるので取付したい場所の寸法に合わせる事が必要です。
また、棚板を2枚並べて取り付ける際には1本に穴が2列あるものを選ぶを棚板がキレイに並びます。
棚柱取付金具
棚柱を固定する金具です。
ネジの頭が平になっているので板を固定する金具が邪魔にならない設計となっています。
ネジも長さに種類があるので購入時には確認してください
棚板取付ブラケット
板と棚板を固定する金具です。
右用・左用・中央用の3種類がありました。
我が家は3種類購入しました。
総額6万円超
4ヶ所の棚を取付のために購入した板や金具。
総額6万円超えでした。
パントリーだけで10万円の見積もりだったのでかなり安くなりました。
可動棚を早速取付してみました
私達のオリジナル取付方法
最初、どうやって取付するのか悩みました。
大工さんに取付方法を確認したところ、大工さんはレーザーの水平器を使用し、直角を出して取り付けるとの事。
我が家にそんなプロの道具はありません。
家にある道具はこちらです。
● 電動工具
● 水平器
● スケール(文房具)
● メジャー
取付方法はYoutubeも視聴し、勉強しました。
そして、まず最初に高さを決めました。
いろいろ検討しましたが下から90㎝の高さが使い勝手が良さそうでした。
下段にはキャスター付きワゴンを収納したかったからです。
棚柱を下から90㎝の位置に合わせ、水平器を使用して垂直に止めました。
ブラケットを棚柱に取り付け、その上に棚を置いて水平を確認後、ネジ止めしました。
最初は手こずっていましたが、何枚も取付すると慣れてきて最後はサクっと取付できるようになりました。
注文ミスに気付く
私達は棚を取り付ける事を事前に話をしていたので収納の背面には下地が入っていました。
しかし、棚柱を取り付けるとなんだか様子がおかしい。
下地はベニヤ板で硬いはずなのにネジが容易に取付できるのです。
更にブラケットを取り付け、棚を乗せると棚柱が外れました。
そして主人が気付きました。注文ミスに。
注文する時に下地の厚さやボードの厚さを調べました。
1カ所、外壁に面している所があり、長いネジを打ちたくなかったからです。
しかし、棚柱の厚みを考えず、下地とボードの厚さでネジを購入してしまったため、棚柱の厚さを足すと下地までネジが到達しない状態でした。
私はホームセンターへ行き、同じようなネジを探しましたが全く同じものは見つかりませんでした。
似ているネジを購入し、取付してみたところ、無事棚柱は取り付ける事ができましたが、板に取り付ける金具ががネジの頭に当たって上手くはめ込む事ができませんでした。
しかし、ネジがある箇所以外であれば問題なく使用できたのでそのまま似ているネジで作業を続けました。
サイトにはしっかりと説明文が図解で載っていたのに深く考えず、購入してしまいました…。
取り付けた棚
このような感じで完成させました。
パントリー
手前を30㎝、奥を45㎝の棚にしました。
棚の下にはケースで購入したビールや炭酸水を箱のまま収納する事にしました。
ダイニング収納
こちらは複合機の上蓋が開かないといけないため、棚2段で大きく感覚を開けました。
左側は背の高い物を入れるため、棚の取付を止めました。
同様に掃除道具を入れる収納にも棚を同じように取付ました。(既に大量の荷物が入っているため写真は諦めました)
事前にコンセントも中に取り付けしてもらっていたので、コンセント側は棚を付けず、充電式の掃除機の収納場所となりました。
脱衣室
こちらは下地が無いため、壁の中にある柱を基準にする必要がありました。
幅90㎝の棚です。
洗濯機のふたを開ける時、邪魔にならないように奥行も短い棚にしました。
下を90㎝開けた理由
基本的に収納内の棚は下から90㎝と統一しました。
これは下にキャスター付きのワゴンを入れるためです。
お客様が来られる際には出しっぱなしの物をキャスターに入れて全て収納の中に入れてしまいます。
主人はパソコンもこの棚の上に置いています。
あっという間に片づけられるのが良いですね。
せっかく使い勝手良く取り付けた棚。
効率よく使って家の中をスッキリさせたいですね!