料理ができない人ってたくさんいます。以前の私もそうでした。
料理ができない理由はとても簡単です。
理由が分かれば料理ができるようになります。
料理ができない理由
経験値が無い
まず、料理が出来ない人は経験値がありません。もちろんスキルもありません。
とはいえ、子供の頃の調理実習で誰もが1度は経験してます。
包丁は気を付けて使う事も、火の取り扱いも使い方は知ってます。
しかし、野菜の切り方一つ、どのようにしたら良いかが分からないので、キッチンに立つ事をしないのです。
適量・少々が分からない
料理をしてみたいと思ってレシピを調べると出てくる言葉。
適量 少々
この言葉は初心者にとってかなりハードルが高い言葉です。
せっかくやる気が出てもこれがどのくらいなのか分からないので面倒になり、先に進みません。
しかし、小さじ1/2など具体的に書かれていると理解が簡単にできるので便利です。
私の過去の経験値
先日動画でアットホームダッドというドラマを観ました。
阿部寛さんが主夫になるドラマです。
その中で一つ面白い場面がありました。
主夫初日の阿部寛さんが料理が一切できない事です。
そして私。
とても共感しました!
私も以前は全く料理ができませんでした。でもそんな私でも人並に作れるようになれました。
私の料理歴史はこちらです。
子供の頃
小学生の頃はお菓子作りをよくしていました。
また、年に数回のレベルですが、子供だけでカレーを作る事もありました。
社会人になってから
就職してからは更に台所に立つ事がなくなりました。
祖父母と同居していた我が家。晩御飯の時間が超早く、17時半には食べ始めていました。
仕事や遊びが忙しく、お菓子作りどころか「料理をする」という事を一切しなくなってしまいました。
人生の転機と料理のレベル上げ
30代になり、いつまでも親と同居もどうかと思い、一人暮らしを始めました。
ここから私の料理生活のスタートです。
Level 1 超初心者の頃
作ったもの
● カレー
● 焼きそば
● シチュー
● お好み焼き
このメニューの共通点。
味を調節する事なく、書かれている作り方に忠実に作る事で完成するという事です。
これは超初心者にとってありがたいのです。
私はこれらのメニューから「野菜を切る事に慣れる」という経験値を獲得しました。
Level2 初心者
作ったもの
● 炒飯
● チキンライス
● 生姜焼き
● 野菜炒め
● 冷やし中華
● コンソメスープ
● マカロニサラダ・ポテトサラダ等
野菜を切る事に少し慣れた私は次のメニューに挑戦しました。
このメニューのレシピに共通して書かれている言葉があります。
それは「少々」とか「適量」という言葉です。
この言葉がとても高いハードルでした。
いったい少々とか適量とか、具体的にどのくらいの量なの?????
大さじとか小さじとか量が具体的に書かれているレシピを探して作るようにしました。
すると作れる料理がかなり増えました。
Level3 まだまだ初心者
レシピを見ながらだとなんとか作れるようになった私が次に挑戦したのは揚げ物です。
揚げ物もかなりハードル高かったです。
油が跳ねるという事が恐怖でしかなかったです。
しかし、少量の油でフタをして料理をする事によってある程度の料理ができるようになりました。
(揚げ焼きですね)
Level 4 半人前以下
2ヶ月くらいでだんだん料理に慣れてきて、作ってみたい料理がたくさんできました。
レシピを見ればいろいろと作れるものも増えてきました。
その後、圧力鍋を購入してお肉を時短料理も少し覚えました。
最初に圧力鍋を使った時に、開けてはいけない事をしてキッチン中に煮汁が飛び散りました…。
苦い思い出です。
まだまだ初心者同然です。でも一人暮らし。誰かに食べてもらうという事も無かったのでどんどん挑戦しました。
Level 5 人並 そして現在
一人暮らしを始めて1年くらい経った頃からなんでも作ってみたいと思うようになりました。
パンを焼いたり、マヨネーズを手作りしたり…といろいろ挑戦しました。
無添加生活まで始めてみました。
更に主人と知り合って一緒に食事をするようになってからは更にレパートリーが増えました。
また、Youtubeで料理動画が多く出るようになって参考にしたりしてどんどん新しい料理に挑戦しました。
今は、レシピを見れば何でも作れるようになりました。
揚げ物もたっぷりの油に冷凍のフライを入れる事も平気です。
主人が心配するくらい油を飛ばしてます!
参考にしたyoutube
私が参考にしていた動画を紹介します。
小田原にある居酒屋のオーナーさんの動画です。
しゃべり方が独特で最初は・・・でしたが、そのうち慣れてきてきました(笑)
しかしそれ以上に、作っている動画がどうしても適当にみえるのです。
この適当加減が私にぴったりで、「このくらいの感覚でいいんだ!」という事を学びました。
こちらの本を購入してみました。
どれも簡単そうなので早速挑戦してみたいと思います。
料理は経験値
料理は経験値。
これが全てだと思います。
主人にはまだまだレパートリーが少ないって言われますが、それでも美味しいといってくれます。
これからもいろいろな料理に挑戦したいと思います!